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松代・奇妙山1099.5m  あまかざりやま780.9m
長野県・長野市 2011.12.10 
登山口・農業大学校登山ルート&下山口・長礼ルート解説は拡大図を記載したので省きます。
下段の解説ルートには石仏や史跡が多く見られるので尼厳山から奇妙山へのメインルートと思われるが、
当山は支尾根を利用したサブルートが多数設けられていて、長野市観光課発行のトレッキングマップを
片手に歩けば新たな発見もうまれることと思われる。
尼巌山(あまかざりやま)〜奇妙山登山ルート解説(2009年解説文を記載)
国民宿舎・松代荘の裏手まで尾根筋を延ばしているのが尼巌山で、長礼地籍からの松代温泉R
・玉依比売神社からの天王山R・岩沢地籍からの岩沢R(奇妙山登山口併用)などがあるが、
今回は岩沢登山口に車をデポ後、天王山R〜松代温泉R〜尼巌山〜笹の登R〜北尾根〜奇妙山まで歩く。
玉比依売神社横の登山口を入ると間もなく石仏(三体)が迎えてくれる。
石碑とお墓がある台地を横切り、バラ線で仕切られた赤松林を抜けると松代温泉Rへの分岐点だ。
左に折れ平坦な道からガレ場を過ぎた場所には頭が欠けて痛ましい姿の石仏(四体)があり、
ここから6・7分の緩い上りで松代温泉(長礼)R分岐点にでる。
石積みを過ぎると目前に岩壁帯が現れるので余裕があったら「←山頂はこっち・岩場はこっち→」
の案内板に従って岩壁を楽しみたい。
山頂へは岩壁の上部を歩くようになるが特に危険な場所は無くルート中で唯一展望を楽しめる場所でもある。
岩場を過ぎて、いくつかの堀切を登り返すと尼巌山山頂(尼巌城跡)が近い。
山頂には四等三角点が置かれているが樹木に囲まれて展望は無い。
奇妙山へ向かう前に天王山R方面へひと下りして「信玄・柏の岩」と呼ばれる岩頭部からの
眺めを楽しむのもいいだろう。
ロープが架けられた急斜面を鞍部まで降りたら奇妙山からの支尾根に取り付く。 
(余談だが、この急斜面があることによって市街地から尼巌山を視認できる。) 
緩く上り返し、ここのコース名になった笹やぶ道を通過すればまもなくで岩沢登山口分岐点に合流する。
ここで東に延びる尾根道に取り付けば左右には杉の植林地帯と広葉樹林帯が交互に山頂まで続く。
途中には「栗の大木」「出会いの石・通称だるま石」「高見岩・北アルプス展望良」などがあり、
これらを楽しみながら歩くと上りの辛さが忘れられる。 
山頂(東山城跡)には二等三角点・石碑が五基と石祠が建ち北信五岳や長野市街を一望出来る。 mikio
★解説のコース名は旧来の呼び名を使用しております。
尼巌城参考文献埋もれた古城より抜粋
築城時期は不明だが、この地の土豪である東条氏によって築かれたとされる。
長禄四(1460)年の『諏訪御符礼之古書』には、東条遠江守が英多庄中条を知行していたと見えるという。
天文二十二(1553)年八月、武田晴信は小県郡の塩田城を攻めるに際し、大日向氏を通じて
東条氏を調略しようとしている。
弘治二(1556)年八月には真田幸隆に書状を送り、尼巌城を早く攻め落とすよう命じている。
その後東条氏は敗れて越後に逃亡し、八月二十五日には晴信は西条氏に対し、
尼巌城を普請するよう命じている。 
弘治三(1557)年七月には長尾景虎が尼巌城を攻撃しようとしたが失敗に終わったらしい。
武田信玄は永禄元(1558)年四月には、越後軍が侵攻した場合、小山田昌幸、真田幸隆らに対し、
東条城(尼巌城)在城衆とともにこの城に籠城するよう命じている。
天正十(1582)年八月、上杉景勝が川中島周辺を征圧すると、東条遠江守信広が城主に
復帰するが、慶長三(1598)年上杉景勝の会津移封に同道し廃城となった。
トレッキングMAP
各登山口のマップBOX ・ 長野観光ネットHPで入手可能
コメント
一ヶ月ブランク後の登山は松○さん、坂口さんグループが企画された
「農業大学校ルートで奇妙山〜尼巌山へ」に混ぜていただき初冬の里山歩きを楽しんできました。      
立ち寄り温泉情報
松代温泉・国民宿舎松代荘 10:00〜21:30 入浴料500円






奇妙山・尼厳山全景/長野市郊外より
農業大学校駐車場から暫く林道を歩く 第306古墳
この指導標で尾根筋に取り付く 尾根上に出るまでは急坂なのでスローペースで
尾根上は緩い上りで出会いの石にたどり着くが たまに等高線が混んだ場所もある
赤テープは万全、踏み跡も明瞭 出会いの石・岩沢R(上)分岐点
高見岩へ寄り道 高見岩
尼厳山(手前) 虫倉山や北アルプスの展望が素晴らしい/高見岩より
落ち葉の上に積もった雪はグリップが効かない ファイト!!
紺碧の空に輝く霧氷
(画像処理)
奇妙山山頂 昼食準備中のひとこま
神官像
古の修験者道を参照
奇妙山山頂〜尼厳山〜尚和寮跡地Pへの下山風景
蔵ちゃんの尻セード ? カモシカ君
岩沢R(下)分岐点 尼厳山への急登
尼厳山(あまかざりやま)山頂
ロッククライミングの岩場より・その1
ロッククライミングの岩場より・その2
急斜面を枯葉滑りに挑む酒○さん クサリ場
三者三様
池田の宮分岐点/長礼方面へ直進 テレビ塔
露岩地帯の急坂を下る 畑道を歩く
民家が点在する長礼地籍を歩く 車デポ地・尚和寮跡地駐車場(マップポスト有り)
奇妙山・尼厳山登山MAP

(計曲線 50M 主曲線 10M)
農業大学校P標高/380M  尚和寮跡地P標高/355M  標高差/744.5M  総歩行距離/10442M
この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図20000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)、
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)に基づき作成された承認番号(平18総使第543号)を転載したものです。
登山口・農業大学校駐車場所拡大図
下山口・尚和寮跡地駐車場拡大図


パノラマ図解・スマホ&iPhone で山座同定

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行程&所要時間 (花&風景撮影合計時間20分〜50分含む)
現地までの行程&所要時間

尚和寮跡地駐車場(車デポ) 8:50 〜 農業大学校駐車場 9:10

登山口から山頂までの上り所要時間

農業大学校駐車場発 9:15 〜 306古墳 9:23 〜 大室R登山口 9:26-31 
〜 尾根上(指導標)9:58-10:02 〜 途中休憩 10:35-45 
〜 出会いの石・岩沢R(上)分岐点 10:55-57 〜 高見岩 11:02-11
〜 山頂まで200M表示板 11:37 〜 奇妙山 11:47-12:28(昼食) 
〜 御嶽神社・神官像 12:39-55 〜 奇妙山 13:07-15   

山頂から登山口までの下り所要時間
〜 出会いの石・岩沢R(上)分岐点 13:42-46 〜 岩沢R(下)分岐点 13:56 
〜 尼厳山 14:25-41 〜 農業大学校分岐(堀切) 14:44 
〜 ロッククライミング岩場 14:50-15:00 〜 クサリ場 15:01 〜 巨岩 15:03−06 
〜 クサリ場 15:07 〜 石仏 15:11 〜 池田の宮R分岐点 15:14 〜 テレビ塔 15:17
〜 指導標 15:33 〜 畑道に出る 15:36 〜 民家(指導標) 15:38 
〜 天王山R指導標 15:43 〜 尚和寮跡地駐車場着 15:45

←クリックすると「農業大学校駐車場」近辺の
広域地図を見ることが出来ます。  マップコード 177-896-659

←クリックすると「尚和寮跡地駐車場」近辺の
広域地図を見ることが出来ます。  マップコード 177-836-450
国土地理院地形図  1:25.000 信濃松代

リンクの輪
番号 山行名 山行日 登山ルート お名前 ホームページ
尼巌山 07.02.15 池田の宮 管理人 管理人
奇妙山 07.03.10 岩沢登山口 管理人 管理人
尼巌山−奇妙山 09.02.11 池田の宮 管理人 ブログ版
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尼厳山 14.04.13 池田の宮 管理人 ブログ版
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