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780.9m 
 長野県・長野市松代 2007.2.25 

尼巌山(あまかざりやま)・池田の宮登山ルート解説
国民宿舎・松代荘の裏手まで尾根筋を延ばしているのが尼巌山で、長礼地籍からの松代温泉R・玉依比売
神社からの天王山R(ルート不明瞭)・岩沢地籍からの岩沢R(奇妙山登山口併用)などがあり、今回は天王
山R〜松代温泉R〜山頂〜天王山Rを歩く。
玉比依売神社横の登山口を入ると間もなく石仏(三体)が迎えてくれる。
石碑とお墓がある台地を横切り、バラ線で仕切られた赤松林を抜けると松代温泉Rへの分岐点だ。
左に折れ平坦な道からガレ場を過ぎた場所に頭が欠けてしまって痛ましい姿の石仏(四体)があり、ここから
6・7分の緩い上りで松代温泉R分岐点だ。
石積みを過ぎると目前に岩壁帯が現れるので、余裕があったら「←山頂はこっち・岩場はこっち→」の案内板
に従って岩壁を楽しむのも良いだろう。
山頂へ行くには岩壁の上部を歩くようになるが、特に危険な場所は無くルート中で唯一展望を楽しめる場所
である。 岩場を過ぎて、いくつかの堀切を登り返すと尼巌山山頂(尼巌城跡)が近い。
山頂には四等三角点が置かれているが、樹木に囲まれて展望は無い。
帰路は天王山Rを選択したが、道が荒れているうえルートも不明瞭なのでピストンをお薦めする。mikio
尼巌城参考文献埋もれた古城より抜粋
築城時期は不明だが、この地の土豪である東条氏によって築かれたとされる。
長禄四(1460)年の『諏訪御符礼之古書』には、東条遠江守が英多庄中条を知行していたと見えるという。
天文二十二(1553)年八月、武田晴信は小県郡の塩田城を攻めるに際し、大日向氏を通じて東条氏を調略
しようとしている。
弘治二(1556)年八月には真田幸隆に書状を送り、尼巌城を早く攻め落とすよう命じている。
その後東条氏は敗れて越後に逃亡し、八月二十五日には晴信は西条氏に対し、尼巌城を普請するよう命
じている。 弘治三(1557)年七月には長尾景虎が尼巌城を攻撃しようとしたが、失敗に終わったらしい。
武田信玄は永禄元(1558)年四月には、越後軍が侵攻した場合、小山田昌幸、真田幸隆らに対し、東条城
(尼巌城)在城衆とともにこの城に籠城するよう命じている。
天正十(1582)年八月、上杉景勝が川中島周辺を征圧すると、東条遠江守信広が城主に復帰するが、慶長
三(1598)年上杉景勝の会津移封に同道し、廃城となった。
玉依比売命神社参考文献
玉依比売命(たまよりひめのみこと) 神社は古くから池田の宮と呼ばれ、長い参道の両側は池沼の跡がうか
がえる水田で、後ろには天王山を控え、その名にふさわしいところにある。
児玉石は玉依比売命神の神威によって集まったもので、毎年正月7日の早朝に玉改めの神事が行われる。
この神事がいつ始まったものかは古来の記録がないので明らかでないが、明暦年間(1655〜1658)には
すでに60個あまりあり、宝永三年(1706)には292個、文化七年(1810)には634 個と寄進によってしだいに
増加してきた。
昭和43 年には総数786 個だったが、この中には玉以外のものもある。
玉の内訳は、勾玉(まがたま) では硬玉製(104)・瑪瑙(めのう) 製(132)・水晶製(7)・製(23)
鉄石英製(1)・製(182)・蛇紋岩製(4)のほか、原始勾玉(18)・石質不明(10)
・滑石製子持ち勾玉(9)さらに滑石・碧玉・ガラスなどの(37) ・切子玉(5)・丸玉(6)
・小玉(7)・玉(1)・その他碧玉(へきぎょく)滑石(かっせき) 管玉(くだたま) 算盤(そろばん)
(20)などで、石器時代の玉類を合わせて591個である。
ほかは自然有孔石や雑物で、これらは指定に含まない。
玉類を多く蔵する神社はほかにもあるが、数が多いうえ内容が豊富な点この神社に並ぶものがない。
《長野市教育委員会文化財課ホームページより抜粋》 許可番号 18文第246号
コメント
隣接する奇妙山へ尾根づたいに登れる山なので、
奇妙山への下見を兼ねて山仲間の雪入聡太くん(5歳)と尼巌山へ行ってきました。
山全体がコナラに覆われているため、僅かでも展望を楽しみたい方は今が登山適期です。
立ち寄り温泉情報
松代温泉・国民宿舎松代荘 10:00〜21:30 入浴料500円





尼巌山全景/左尾根が松代温泉R 手前松林が天王山R 玉依比売神社前から撮影
神社道路脇に路駐 玉依比売神社
玉依比売神社の横が登山口 玉依比売神社・拝殿と本殿
尼巌山を右手に見ながら上る 最初の石仏がお出迎え
石碑 バラ線で仕切られた赤松林
松代温泉Rへ向かう巻道のガレ場 落石で破損したと思われる石仏(四体)
こんな所にも・・・ 岩壁帯が奥まで続く
岩壁下の石仏 「海はこっち・山はこっち」と書かれた
豊野の名物看板を思い出す・・・
岩壁岩頭部/岩の間をぬって上る 岩頭部からの眺め/630m地点
中央は蓮華岳・針ノ木/右上の場所からズーム撮影
偶然が生んだ岩窟
農業大学へ下る堀切 最後の堀切を上ると尼巌山山頂だ
尼巌山山頂 聡太くんといつものポーズでパチリ (^_^)v
樹木の隙間から高妻山と飯綱山が見える/山頂より
山頂の岩壁岩頭部
奇妙山全景 覗き込むと高度感があってゾクゾクする
前方は世界最大最古のピラミッドと伝わる皆神山
尼巌山登山地図

訂正/石壁石仏1体・620mを岩壁帯石仏・・・に
この地図は国土交通省・国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(空間データ基盤)、
数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)及び数値地図50mメッシュ(標高)に
基づき作成された承認番号(平15総使第105号)を転載したものです。 《使用データソフト Dパノラマ3》


パノラマ図解・スマホ&iPhone で山座同定
行程&所要時間/下記タイムは5歳の聡太くんと歩いた時間です。
玉依比売神社発 9:15 〜 石仏(三体) 9:20 〜 石碑 9:23 〜 松代温泉Rへの分岐点 9:36
〜 石仏(四体)9:43 〜 石仏(一体) 9:58 〜 松代温泉R合流 10:01 
〜 岩壁石仏(一体) 10:06 〜 岩頭部・630m地点 10:16(大休) 〜 尼巌山着 10:50(昼食)
山頂発 11:24 〜 天王山Rを下山(ルート図・青破線) 〜 松代温泉Rへの分岐点 12:40 
〜 駐車場着 12:58


クリックすると「尼巌山登山口」近辺の
広域地図を見ることが出来ます。   マップコード 177-836-398            
国土地理院 1/25.000 信濃松代
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