天狗岳・唐沢鉱泉登山ルート解説
唐沢鉱泉を起点にして天狗岳へ登るルートは３本あるが、今回はシャクナゲ橋を渡って
西尾根に取り付くルートを選択する。
唐沢鉱泉玄関備え付けＢＯＸに登山届けを提出後、西尾根登山口と書かれた指導標に従って
シャクナゲ橋を渡る。
ここから西尾根の第一展望台までは北八ヶ岳特有の苔むしたシラビソ樹林帯歩きで、
等高線も混んでいるが九十九折りに作られた登山道のお陰で急登を感じないまま展望台に
立つことができる。
第一・第二展望台からの眺めは素晴らしく、ここでこれだけの展望が楽しめるなら
天狗岳山頂に立った時は・・・、と一層の期待感に胸が膨らむ。
第二展望台通過後はいったん緩く下ったのち、マーキングに従って岩ゴロの急登を登るが
岩ゴロというより折り重なった大岩の上を歩く感じなのでマークを外さなければ特に危険な箇所はない。
登山者で混み合わなければ一気に登るより時折振り返って展望を楽しみたい場所でもある。
三角点が設置された西天狗岳山頂はハイマツの台地で立ち位置によって違う景色が楽しめる。
ひと休みしたらガレ場を下って東天狗岳へ向かう。
東天狗岳山頂は岩峰で「北八ヶ岳で一番の展望適地」と登山地図に記載されるだけあって
主峰赤岳から始まって南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、穂高・槍ヶ岳・五竜・白馬の峰々、
蓼科山の奥には高妻山・火打山・妙高山ときて噴煙あがる浅間山までの大展望に腰を落ち着かせる
暇がない。
帰路は天狗の奥庭から黒百合ヒュッテに降りて、渋ノ湯分岐点経由で唐沢鉱泉まで戻るが
下りルートの七割方は大岩のゴ−ロ道なので下りの割に気を抜ける場所がなく登り以上に体力が
必要なことを念頭にいれておきたい。　　　　ｍｉｋｉｏ
コメント
第一展望台では寒風に見舞われ登山者全員がヤッケを引っ張り出して着込んでいるなか、
管理人だけ半袖シャツ１枚（写真参照）。
特別寒いとも感じなかったのは皮下脂肪が厚いせいか？
脂肪が燃焼して発熱したか？　のどちららかだね・・・（笑）
立ち寄り温泉情報
「八ヶ岳名湯・唐沢鉱泉」　入浴料 ７００円　源泉掛け流し二酸化炭素冷鉱泉　0266-76-2525
温泉満足度（星印の説明はＭＥＮＵページ） 管理人☆☆☆