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1637m (ヒナザクラ花旅)
秋田県・仙北市 2014.7.7 
秋田駒ヶ岳登山ルート解説(各山区間毎の簡単なルート解説)
※駒ヶ岳八合目〜阿弥陀池避難小屋〜男女岳
登山口から阿弥陀池まで2.4`の道程だが、秋田駒ヶ岳の主峰・男女岳(おなめだけ)の
中腹を巻くようにして緩く上り込んでいくので距離の割に疲れ知らずで歩く事ができる。
男女岳と男岳の谷間に入ると木道が現れ阿弥陀池が近い。
池の東側に阿弥陀池避難小屋が建ちトイレも併設されている。
避難小屋前の男女岳登山口から木階段登山道をひと頑張りして山頂からの大パノラマと
秋田駒ヶ岳の全景を楽しみたい。
※阿弥陀池避難小屋〜男岳
阿弥陀池西畔分岐点まで戻ってガレ道から横岳・男岳・ムーミン谷分岐点の鞍部へ歩を進めれば
イワカガミ・ヒナザクラが出迎えてくれる。
鞍部からのガレ場を気をつけて上り稜線上に立てば鳥居と石祠が祀られた男岳が近い。
男岳からは田沢湖方面が一望できるほか、眼下に望む小岳やムーミン谷の景色が印象的である。
※馬ノ背〜横岳
今回のルートで一番の痩せ尾根歩きとなり中間点には岩場もあるので、左右の素晴らしい景色に
目を奪われ過ぎないよう慎重に歩を進めたい。
※横岳〜焼森
シャクナゲ咲く灌木地帯を下り抜けた先に見える黒砂の丘が焼森山頂だ
※焼森〜湯森山
湯森方面に少し下った場所にある八合目小屋分岐点を左に見送り砂礫道をスリップに注意して
慎重に下れば登山道は熊笹道へと変わり、「湯森山まで1.3`」の指導標が立つ鞍部からは展望も
(背後に秋田駒を望むことはできる)目標物もないだらだら道を30−40分かけてひたすら上り込む。
ベンチが置かれた笹森山分岐点を右に数分進めば湯森山山頂だが展望はない。
※湯森山〜笹森山
灌木地帯を下り込んで道が木道へと変わればニッコウキスゲやシャクナゲの群生地が
国民宿舎分岐点まで続く。
ここから赤土のザレ道となり八合目小屋分岐点を左に見送り笹森山へ向かうが、
山頂は笹やハイマツで覆われており展望はない。
展望は無い代わり中腹までのルート上ではヒナザクラやチングルマの群生を見る事ができる。
※笹森山〜駒ヶ岳八合目
八合目分岐点まで戻り八合目方面に向かへば道は再び木道歩きとなり左右にニッコウキスゲの
お花畑、前方に秋田駒の山並を眺めながらの絶景ポイントが続く。
木道が終わり土砂流失防止の木枠道へと変わると足元が危なくなるので慎重に下りたい。
渡渉点を過ぎればひと歩きで八合目小屋前に至る。  mikio
コメント
2010.7.17の鳥海山で初めて出会ったヒナザクラ♪
その時は花名が分からなくて帰宅後に調べたところ唯一白い花を咲かせるサクラソウの
仲間と判明 (^O^)v
これはちゃんと咲いているところを見てみたいと計画するが、開花のピークは梅雨時期らしく
思うに任せないまま今日に・・・
去年暮れのリタイアを機に今年こそはと梅雨の切れ間を狙ってヒナザクラ花旅&東北の
名峰巡りとなりました。
当初はここ秋田駒ヶ岳で出会う予定だったヒナザクラと思いがけずも初日の八幡平でいとも簡単に
出会ってしまいましたが湿原のハイキングコースではなく、自分の足で苦労して登った登山道脇で咲く
ヒナザクラを見つけた時の感激を再び皆さんと分かち合えればと思います。
ヒナザクラ分布と生育環境/ウィキペディアより抜粋
日本特産。本州の東北地方に分布し、西吾妻山を南限、八甲田山を北限とする。
多雪地の亜高山帯の湿原、雪田草原、湿った草地に生育する。鳥海山を基準標本産地とする。
早池峰山、岩木山には分布しない。
東北の名峰巡り行程
2014.7.3(木) PM 12:00 東北に向けて出発
2014.7.4(金) 日本百名山・八幡平
2014.7.5(土) 北奥羽三霊山・岩手山
2014.7.6(日) 北奥羽三霊山・姫神山
2014.7.7(月) 秋田駒ヶ岳・ヒナザクラ花旅
2014.7.8(火) 早池峰予定をキャンセルして日本海回りで帰路につく     
立ち寄り温泉情報
乳頭温泉郷・立ち寄り温泉情報
「黒湯温泉」 TEL 0187−46−2214 金の湯・銀の湯「妙乃湯」 TEL 0187-46-2740
「大釜温泉」 TEL 0187−46−2438 ★詳しくは「東北の名湯・温泉特集」をご覧下さい。
泉質満足度(星印の説明はMENUページ) 管理人☆☆☆   






八合目小屋(トイレ有り)&駐車場 八合目小屋前の水場
秋田駒ヶ岳・八合目マイカー規制解除時間 PM5:30〜AM:5:30
ただし八合目駐車場が満車になり次第規制開始となるので要注意
登山口 登山口から花旅が始まる
硫黄鉱山跡
浄土平コースはロープで立入禁止
帰りは前方に見える湯森山−笹森山を経て八合目に戻る
ウラジロヨウラク サンカヨウ
片倉岳展望台(赤土の広場)より オノエラン
ミヤマダイコンソウ ・男岳方面
田沢湖が見える♪ 阿弥陀池へ続く木道
チングルマ群生と男女岳 阿弥陀池西畔分岐点
秋田駒ヶ岳の主峰・男女岳(おなめだけ)
エゾツツジ
阿弥陀池避難小屋(トイレ有り)・阿弥陀池・馬の背/男女岳登山道より
秋田駒ヶ岳の主峰・男女岳(おなめだけ) 1637M これから向かう男岳方面
男女岳山頂から岩手山を望む
阿弥陀池〜男岳へ
イワカガミ チングルマ
阿弥陀池西畔分岐点・男岳へ向かう キバナノコマノツメ&イワカガミの競演
ヒナザクラ
青森県・八甲田山を北限として福島県・吾妻連峰までの亜高山帯〜高山帯の湿った草地に大群落をなして
咲く東北の高山を代表する桜草、他の桜草に比べて花が小さいので「ヒナ」の名を冠する。
残雪の消えたところから順に咲いていくので花期は長く、雪解けの遅いところでは九月でも開花を見ることがある。
北海道のエゾコザクラと東北南部以西のハクサンコザクラという二つの紅紫色の桜草に挟まれて、白く清楚な花を咲かせる。
ただし岩木山と早池峰には生育を見ず代わりに数は少ないがそれぞれミチノクコザクラ、ヒメコザクラが生育する。
素人植物図鑑より抜粋
(黄)ミヤマダイコンソウ (赤)エゾツツジ
男岳へはザレ道だが歩きやすい 男岳が近づく
左から馬の背・横長根の大焼砂・小岳、眼下は花の宝庫ムーミン谷/男岳稜線より
(左)秋田駒主峰・男女岳 (中央)岩手山 (眼下)阿弥陀池 /男岳より
男 岳 1623M
馬の背〜横岳へ
馬の背・全景
痩せ尾根だが危険度は低く前方の大コブ(岩ゴロ)地点のみ慎重に通過したい
馬の背通過中 (^O^)v  ここから両サイドを見下ろせば下段二枚の大展望が〜♪
男女岳と阿弥陀池/馬の背より
大焼砂・小岳&眼下は花の宝庫ムーミン谷/馬の背より
大焼砂
コマクサ・タカネスミレなど群生地として有名
横 岳 1582.7M
横長根(大焼砂)分岐点
焼森山〜湯森山へ
まずは焼森山へ向かう シャクナゲ群生
焼森山全景 焼森山 1551M
焼森山より秋田駒展望 随所にこのような指導標が立つので安心
本日一番の難所?前方に見える湯森山を目指す 湯森山まで1.3`
難所と書いたが、丘陵地のようなお山で進めど!進めど!変わらない景色にウンザリであった (ノД`)
飽き飽きコース中で唯一の救いは、珍しいシロバナハクサンチドリ(二株)に出会えたことくらいかも・・・ (*^▽^*)
笹森山分岐点(展望良・ベンチ有り) 湯森山 1471M(展望無し)
笹森山へ
正面が目指す笹森山 開花には早かったがニッコウキスゲ群生地を通過
所々でシャクナゲが咲いている 国民休暇村R分近点
笹森山登山道のチングルマ
笹森山登山道のヒナザクラ 笹森山 1414M(展望無し)
八合目小屋駐車場へ
ニッコウキスゲ&秋田駒ヶ岳
下り使用時は足元注意 ヒナザクラ
渡渉地点は大雨が降らない限り問題ない 八合目へ向けて最後の上り
ここでもヒナザクラとの出会いが♪
木道の先に小屋の屋根が見えてきた 管理人のお姉さんがお疲れ様−と声をかけてくれる(^O^)v
東北の名峰その1・八幡平へ
乳頭温泉郷で汗を流して帰路につく
マイカー規制時間内に八合目駐車場から麓に下りる場合は受付で事前申請し定期バスの後方に付いて通行する
12:55分発の定期バス後方について麓まで下りる 定期バスと別れて乳頭温泉郷へ
乳頭温泉郷・黒湯
東北の名湯&秘湯巡り写真集
乳頭温泉発 15:10〜田沢湖〜R46(道の駅・協和 16:30)〜秋田自動車道・岩城IC〜 道の駅・岩城 17:00(車中泊)
道の駅・岩城  温泉施設併設
道の駅・レストランで一人お疲れ様会 (*^▽^*)
八合目小屋P標高/1300M 最低標高地点/1249M 標高差/388M 総歩行距離/11405M
秋田駒ヶ岳鳥瞰図

秋田駒ヶ岳ルートMAP

(計曲線 50M 主曲線 10M)
八合目小屋P標高/1300M 最低標高地点/1249M 標高差/388M 総歩行距離/11405M
この地図は国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図20000(地図画像) 数値地図50000(地図画像) 数値地図50000(地図画像) 数値地図25000
(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)に基づき作成された承認番号(平18総使第543号)を転載したものです。《使用ソフト カシミール3D》


パノラマ図解・スマホ&iPhone で山座同定


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行程&所要時間 (花&風景撮影合計時間20分〜50分含む)
登山口から山頂までの上り所要時間

2014.7.7(月)
八合目小屋駐車場(トイレ・水あり)起床&朝食 3:30
八合目登山口発 4:49 〜 片倉岳展望台(赤土の広場)5:22−29 〜 阿弥陀池西畔分岐点 6:23
〜 阿弥陀池避難小屋(トイレ有り)6:29−38 〜 男女岳(おなめだけ・1637M)6:55−7:09 
〜 阿弥陀池避難小屋 7:17−27 〜 阿弥陀池西畔分岐点 7:38 〜 横岳(馬の背)分岐点 7:46
〜 男岳(1623M)8:05−19 〜 横岳(馬の背)分岐点 8:39 〜 阿弥陀池避難小屋分岐点 9:07
〜 横岳(1582.7M)9:11−30 〜 焼森(1551M)9:43−47 〜 湯森山マデ1.3` 10:04
〜 笹森山分岐点(展望良・ベンチ)10:28−44 〜 湯森山(1471M)10:45−47
〜 笹森山分岐点 10:48 〜 国民休暇村R分近点 11:09 〜 8合目避難小屋分岐点 11:14
〜 笹森山(1414M)11:20 〜 8合目小屋分岐点 11:26 〜 渡渉 11:49 
〜 八合目小屋着 12:00

山頂から登山口までの下り所要時間

12:55分発の定期バス後方について麓に下りる。
マイカー規制時間内に八合目駐車場から麓に下りる場合は受付で事前申請し
定期バスの後方に付いて通行する。

2014.7.7(月)
乳頭温泉発 15:10 〜 田沢湖 〜 R46(道の駅・協和 16:30) 〜 秋田自動車道・岩城IC下車
〜 道の駅・岩城 17:00(車中泊)

登山口から自宅までの帰宅所要時間 2014.7.8(火)
ナビ設定/道の駅・岩城 〜道の駅・おおうち立ち寄り〜 自宅 383` 所要時間 7時間30分
道の駅・岩城発 6:30 〜 長野自宅着 14:30

5日間の経費(食事代・ピンバッジ・入浴代など雑費は除く)
ガソリン代 20814円 走行距離 1440km 高速代 16910円

←クリックすると「アルパ・こまくさ」近辺の
広域地図を見ることが出来ます。 マップコード 435392005

←クリックすると「秋田駒・8合目小屋」近辺の
広域地図を見ることが出来ます。 マップコード 435337727 

←クリックすると「道の駅・岩城」近辺の
広域地図を見ることが出来ます。 マップコード 494426776
山と高原地図/岩手山・八幡平・秋田駒ヶ岳

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