南木曾岳登山ルート解説
南木曾蘭キャンプ場通過後、南木曾山麓自然探訪園の案内板に従って車を走らせると、
避難小屋とトイレが建つ南木曾岳登山口駐車場に出る。 登山口駐車場は7台ほどしか駐車できないが、
満車時は約200m手前と100m手前の2ヶ所に駐車場がある。
林道ゲート脇の南木曾岳登山近道(林道歩きを短絡)と書かれた案内板に従って探訪園内を進むと、
間もなく左からの林道と合流して林道歩きになる。
「金時産湯の池」を過ぎると左側に南木曾岳登山口入り口の指導標が立つ。
小さな沢に架かる木橋を渡って南木曾岳特有の一方通行登山道(左上り専用・右下山専用)分岐点に
出ると、ここからが本格的登りとなる。
分岐点の上部には金時の洞窟と呼ばれる大岩があり水の補給も可能だ。
「喉の滝」「こうやまき自然林」の看板を通過したあたりから尾根筋歩きの急登となる。
樹林帯が切れ頭上に青空が見えるようになり真新しい木の階段が現れ休憩適地に出る。
目前の切り立った岩には長い鎖が設置されており上りルート最大の難関地であったが、
この階段を利用しても岩の上部にでられる。
木梯子や木の根を掴みながらの上りも、右に「カブト岩」が見えるようになるとひと歩きで山頂だ。
山頂からの展望は無いが、下り方面の南木曾嶽大神が祀られた大岩の前に
「柿其渓谷・御嶽・乗鞍展望台」がある。
さらに笹原の平地を進むと、赤い屋根の「町営避難小屋」とベンチが置かれた「見晴台」に出る。
天気が良ければ御嶽・乗鞍・中央アルプスの大パノラマを楽しめる。
見晴台から笹原を下った窪地にある旧避難小屋と水場の指導標を過ぎると摩利支天の分岐に
出るので立ち寄ってみよう。
摩利支天大神の石祠を過ぎて花崗岩の岩頭上に立つと恵那山や南アルプス、眼下には南木曽町の
集落を望める。
分岐点に戻り下りへのルートをとると、垂直に架かる木梯子(クサリの補助付)が至る所にあるので
気を抜かず慎重に下ろう。 mikio
コメント
土曜日・・・仕事! 月曜日・・・温泉旅行 空木に登るには体力的ゆとりがなかったことや、
天気図と睨めっこでピーカン予報の南木曾岳を選択。
山頂からの御嶽・南アルプスは雲の中で展望はイマイチだったが、滝・はしご・クサリ
・大岩群などなど・・・
変化に富んでおり飽きのこないコースだった。
唯一の失敗は遠近両用の眼鏡で登ったため、下山時に足許がぼやけてしまい登り以上に
体力(神経)を消耗してしまった。(反省) |