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須磨アルプス  六甲全山縦走路
兵庫県・神戸市須磨区 2011.9.23 
須磨アルプス・ハイキングルート解説
この須磨アルプスは近隣の皆さんがハイカーに混じり散歩道として歩かれているので、
今回は登山道解説ではなく要所要所の注意点を記載しました。
鉢伏山(はちぶせやま)248M
山陽電車・須磨浦公園駅(須磨浦RW駅併設)前から石の鉢伏山方面指導標に従い暫く車道を歩く。
車道右カーブ後の売店前から石畳風階段が鉢伏山(須磨浦山上遊園地)山頂まで延びている。
旗振山(はたふりやま)252.6M
江戸中期から大正初期まで畳一枚分の大きな旗を振って大阪堂島の米相場を加古川・岡山に
伝達していた中継場所である事から旗振山と呼ばれている。
延命地蔵が祀られた旗振茶屋横からは明石海峡大橋や神戸空港の展望が良い。
鉄拐山(てっかいざん)237M(三角点)
ウメバガシ樹林帯に付けられた長~い木段歩きで山頂へ
山頂からおらが茶屋方面へは補助ロープが張られた石段の急坂を慎重に下る。
石段を下りた場所には山頂とは正反対の向きに「正面・鉄拐山頂」と彫られた石の指導標が設置されている。
正確には「真うしろ・鉄拐山頂」と彫るべきだと思うが・・・
高倉山(たかくらやま)現標高・200.12M(旧標高・291.5M)
山頂の「おらが茶屋」はトイレ併設のほか屋上は展望台となっています。
これから向かう栂尾山より標高の高い山であったが、神戸ポートアイランド建設地埋立用に大半が削り取られ
採掘跡地には高倉台団地が建設されました。
山頂からはコンクリート階段(手すりに六甲全山縦走路の指導標)を利用して高倉台団地まで一気に下り降りる。
団地商店街(喫茶店・果物店・魚屋・交番・銀行あり)を通り抜け、車道上に架かる「つつじ橋」を渡って
栂尾山の麓にでる。
栂尾山(つがおやま)274M
栂尾山へは垂直に近い急坂に付けられた石階段(349段)を上ることになるが、要所要所にベンチが
置かれているので休憩をいれながら上ればわけない。
石階段が終わると景色は一変し、木段あり、露岩地帯ありで山歩きの雰囲気を味わえる。
山頂には丸太組の展望台があり走破済みルートの全景や明石海峡大橋の展望を楽しめる。
横尾山(よこおやま)312.1M(二等三角点)
山頂からのザレ道を慎重に下った露岩地帯からは「馬の背」を見下ろすことができ、大都会の真ん中に
よくぞこんな景色がと、目を見張るばかり・・・
アルプスを思わせる小岩峰地帯の下りは岩と岩の間に付けられた階段を使って鞍部まで降りる。
名勝・馬ノ背
指導標(水野町分岐)が立つ鞍部から見上げる岩場の姿は圧巻であるが、岩肌につく踏み跡に沿って
登れば苦もなく岩頭に立つことができる。
ここから東山に向けての痩せ岩稜が「名勝・馬ノ背」で約30㍍程の区間だが甘く見ず慎重に歩きたい。
岩稜の最終地点から振り向けば須磨アルプス核心部分の全貌を望め、その荒々しい風貌がアルプスの
険しい山々に似ていることからこの名前が充てられた事も納得である。
東山(ひがしやま)標高250.3M
昔は天狗山と呼ばれていたが、若い衆が「この文明開化の世に天狗山なんて俺ア村の恥、肩身が狭い」と
改名を求めたが「いまさら改名すればご先祖様に申し訳ない俺ア腹を切らねば」との論争で
村中てんやわんやの末、和尚さんが「この山は横尾山の東に在るで是からは東山と呼ぼう・・以下省略」で
一同それが良かろうと手を打ったとさ。/山頂の東山の昔話石碑より抜粋
山陽電車・板宿駅に向けて下山
この東山は六甲全山縦走路の一山だが須磨アルプス区間はここまでで、山頂に設置された「板宿」の
指導標に従い
須磨区板宿市街地に向けて下山する。
尾根筋に付けられた登山道もしっかり整備されているが、所々の分岐点では「板宿」又は「板宿神社」の
指導標に従って下山すること。 mikio
※板宿八幡神社の石段下~山陽電車・板宿駅間の市街地歩きはHP記載の地図参照
コメント
この連休は、山歩き(お手軽ハイキングコースの「須磨アルプス」)はオマケで有馬温泉・
金の湯&神戸1000万ドルの夜景見学をメインに「夫婦気ままなぶらり旅」を楽しんできました。
若かりし頃ここ須磨から山陽電車に乗って三ノ宮まで通勤し、深夜は六甲界隈を「カミナリ族」の
真似事などしてバイクを走らせていた日々が懐かしくおもいだされました。

9/23 夫婦気ままなぶらり旅① 有馬温泉・神戸1000万ドルの夜景編
9/24 夫婦気ままなぶらり旅② 出石の皿そば(兵庫)・若狭鯖街道 熊川宿編      






須磨浦公園駐車場~鉢伏山拡大図
山陽電車・須磨浦公園駅&RW駅 先ずは車道からスタート
公園内は枝道が多いので指導標をチェックしながら鉢伏山を目指す
神戸市内を展望
回転展望閣の横が鉢伏山 248M 旗振山 252.6M
淡路島と明石海峡大橋 旗振山より
快適!快適! 海岸線特有のウバメガシ樹林帯
鉄拐山 237M 鉄拐山から急坂石段を下りると・・・
高倉山方面に向かって「正面・鉄拐山」の指導標が? おらが茶屋(トイレ・展望台)へ向かう
旧・高倉山の一画に建つ「おらが茶屋」 おらが茶屋の屋上展望台より栂尾山方面を望む
赤矢印 団地へ降りるコンクリート階段
高倉台団地に向けコンクリート階段を下る 高倉台団地の商店街を抜ける
車道上に架かる「つつじ橋」を渡って栂尾山の麓にでる ひょぇ~! この石段は何だ~~(@_@)
魔の階段(349段)をクリアすると栂尾山が近い 栂尾山の展望台
淡路島&明石海峡大橋(右奥) おらが茶屋(中央) 高倉台団地(手前の左右) 栂尾山展望台より
登山道が露岩地帯となり須磨アルプスの気配がする 横尾山・312.1M
横尾山山頂を過ぎると注意書き通りのリスキーな岩尾根歩きになる
より名勝・馬ノ背全景を望む
横尾山方面の須磨アルプス全景(登山者が3人写っています) 馬ノ背より撮影
馬ノ背
須磨アルプスとの別れを惜しむ/東山より
東山に設置された「板宿」方面の指導標に従い下山
たまに枝道も現れるが指導マーカー従って板宿市街地へ方面へ
板宿八幡神社 神社を経由しないルートはここが下山口(参道中間点)
参道直結の坂道を下る ダイエーを目印にする
ダイエー前の板宿商店街を抜けて 商店街を抜けたら左折して山陽電車乗り場へ
阪神電車・阪急電車が相互乗り入れしている山陽電車・板宿駅地下ホーム
山陽電車・須磨浦公園駅 ピンク矢印=登山口
有料駐車場横の登山口で記念撮影
板宿八幡神社~山陽電車板宿駅・拡大図

須磨アルプス鳥瞰図

駐車場標高/10M  最高点 312.1M  標高差/302M  総歩行距離/8998M



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行程&所要時間 (花&風景撮影合計時間20分~50分含む)
現地までの行程&所要時間

2011.9.22
長野発 18:00 ~ 中央道経由・名神吹田SA着 0:20(車中泊)
2011.9.23
名神吹田SA発 5:00 ~ 須磨浦公園有料駐車場着 5:40

登山口から山頂までの上り所要時間

駐車場発 6:07 ~ 芭蕉句碑 6:17 ~ 鉢伏山 6:53 ~ 旗振山 7:00-06 
~ 鉄拐山 7:19-21 ~ おらが茶屋展望台(高倉山) 7:39-48 ~ 高倉台団地商店街歩き ~
~ 栂尾山石段下 8:06 ~ 石段上 8:15 ~ 高尾山(展望台) 8:23-27 
~ 横尾山 8:47-9:06(軽食) ~ 水野町分岐点 9:21 ~ 名勝・馬ノ背 9:23-33
~ 東山 9:44-50  

山頂から登山口までの下り所要時間

~ 鉄塔 9:57 ~ ベンチ 10:09 ~ 東方・南方 板宿分岐点 10:11 ~ 板宿八幡神社 10:30
~ 板宿市街地歩き 10:37 ~ 山陽電車・板宿駅着 10:50
 


←クリックすると「須磨浦公園有料駐車場入り口」
近辺の広域地図を見ることが出来ます。 マップコード 31-207-042
山と高原地図/六甲・摩耶

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